2009年7月13日
AED日本の状況
空港や飛行機内、ホテルなどの公共施設に広く設置され、消火器などと同様に、万一の事態が発生した際にはその場に居合わせた人が自由に使えるようになっている。かつて日本では、医師しか使用が認められていなかった。
2003年になって、ようやく救急救命士に使用(医師の指示なく)が認められ、2004年7月からは一般市民も使えるようになり、空港や学校、球場、駅などの公共施設に設置されることが多くなった。2005年に開催された愛知万博ではAEDを多数配置しており、これによって助かった人が少なからずいる。また2006年7月には大手鉄道事業者の中で初めて、東京都交通局が都営地下鉄全101駅へのAED設置を完了した。2006年にはJR東日本の新幹線全駅にAEDが設置されたほか、JR東海も新幹線全駅と在来線主要駅に設置、小田急電鉄が2008年3月15日から営業運転を開始した60000型電車「MSE」に列車内で初めて設置されるだけでなく、そのほかのすべての特急ロマンスカーにも2008年10月22日に設置完了するなど、鉄道事業者でもAEDの導入が進んでいる。
変わったところでは、2007年1月20日より運行を開始した東京都清瀬市の清瀬市コミュニティバス「きよバス」車内にはAEDが搭載されている。AED取扱代理店、バス車体製造会社、運行会社の協議・検討により、バス走行中の振動にも耐えられる様に勘案されている。また、6月8日には国際自動車が保有する観光バスの一部車両にAEDが搭載された。
日本で、一般市民がAEDを使用できるようになった背景には、アメリカ心臓協会(AHA:American Heart Association)が中心となって策定した救急蘇生国際ガイドラインによりAEDの高い有効性が実証されたことと併せて、2002年に高円宮憲仁親王がスポーツ活動中の心室細動により急逝したことの影響も大きいとされている。
なお、北海道教職員組合は教員に講習受講が強制されている事、有効性への疑問を元に、学校へのAED導入について反対している。このことについては消防関係者や市民、他県の教職員組合等から「生徒の命を守る装置なのにいざという時それで生徒が守れるのか」「AEDの有効性は既に実証されている」という批判が根強いばかりか、組合員からも疑問の声が挙がっている。
2007年から千葉県市川市議会議員を務めているものまねタレントのプリティ長嶋は、2004年8月に自らが役員を務め、息子が所属する少年野球チームのライバルチームの選手が試合中胸に打球を受け心臓発作(心臓震盪)を起こし、治療の甲斐なく死亡したため「AEDがあれば救える命がある」との思いから、AEDの普及を自身の政策に掲げている。
JR東海とJR西日本は、2008年12月より東海道・山陽新幹線の全編成でAEDを設置すると発表した。さらにJR東日本も所有する新幹線の全編成に2009年2月以降AEDを設置すると発表。JR九州でも2009年3月1日より九州新幹線の6編成すべてに設置すると発表した。
2009年3月22日に開催された東京マラソン2009にて、ランナーとして出場していたタレントの松村邦洋がスタート地点から約15kmの港区高輪2丁目付近で突然倒れ、一時心肺停止(CPA)状態になった。伴走していた救護班がAEDを使用するなど対応が早かったため意識はすぐに回復し、命に別状はなかった。松村の所属事務所の発表によると原因は急性心筋梗塞による心室細動であったという。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
AEDは最近とても目につくようになりました。
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